私の体験した不思議で、ちょっと怖い話 ③

夏休みも近くなってきました。

今日も、朝は、曇り空でしたが、

今は、陽が照ってきました。

太陽は、良いなあと思う反面、

あまりに強すぎるのは・・・

暑さに弱い私…正直勘弁してほしい?

と思ってしまいました(笑)

 

今日も、私のちょっと不思議な体験を

書いていきたいと思います。

 

私は、たくさん不思議な体験はしているのですが・・・

正直、あまり怖い!

というのは、ないのです。

後から考えると

( ^ω^)・・・。ちょっと変?

という感じです。

その中から、今日も、思い出した出来事を書いていきますね。

 

数年前の出来事です。

まだ、コロナ禍まえの

マンションに越してくる前のことになります。

 

自宅の最寄り駅の沿線にあるショッピングセンターに、

よく遊びに行っていました。

新幹線の止まる駅に直結するホテルがあり、

それに付随している小規模なショッピング街があり

友達や母とお買い物や食事に出かけていました。

 

その日も、母とホテルの高層階にあるレストランに

ランチに出かけました。

レストランは、ホテルの最上階にあるので、

とても景色がよく、私も、母もお気に入りの場所なのです。

 

レストランに向かうため、

私たちは、エレベーターに乗り込みました。

平日のためか、乗り込んだのは、私たちだけでした。

そのエレベーター、中が、黒い色調なので、

元からちょっと不気味な雰囲気なのですが、

その日は、いつもに増して暗くよどんでいる気が

しましたが、

そのまま最上階のボタンを押しました。

 

母と私を乗せたエレベーターは、

そのまま動き出したのですが。

しばらくすると、天井の方から

コツコツコツ・・・

と音がする?

何の音・・・?

ハイヒールの靴音⁈

となりの母を見ると・・・

目が合いました。

「ハイヒールの音・・・だよね・・・。」

「そうだね・・・

でもまあ、ホテルのフロアを歩いている人の足音が、響いているだけでしょ。」

と答える私。

まあ、そういうふうに思っておいた方が、

気も楽だしね・・・

もうすぐ、目的の階でしたし。

まだ、靴音は響いていましたが・・・

聞かなかった?ことにして

そのまま、私たちは、何事もなく?最上階につき、

無事にレストランでランチを楽しみました。

 

さて、食事も終わり、また、

あのエレベーターに乗らないと、

いけません。(おりないと、帰れませんから・・・。)

会計も済ませてエレベーターホールに。

エレベーターホールには、数基のエレベーターの

扉が並んでいます。

ボタンを押すと、その中で一番早く来るエレベーターの

所のランプが点灯するしくみです。

 

わたしが、下りのボタンをおすと、すぐに一番近くの

エレベーターのランプがつき、すぐに扉があきました。

「今日は、早いね。」

と言いながら母とふたりで、エレベーターに乗り込むと、

これまたすぐに扉が閉まりました。

私が、1階のボタンを押しました。

が!

なんとつかない・・・。

なので、すぐに開くのボタンを押しました。

でも、これまたつかない!

 

つまり、動いていない・動かない?エレベーターのなかに

母と2人、閉じ込められた!

 

こういう時に限って、なぜか昔みた心霊番組の

エレベーターで、違う世界に行ってしまった・・・的な

話を思い出して、ちょっと焦る私。

となりの母も焦っていましたが。

とにかく、全ての階のボタンを押しました。

でも、反応なし。

もう一度、開くを押したら・・・

なんと、反応があり、開きました!

慌てて外に出てみたら、元の階でした。

「何なの?」

と言っていた直後に、また、別のエレベーターが、

ついて、私たちは、はじかれるように、乗り込みました。

今度は、何事もなく下に降りることができました。

 

地上まで戻ってきて、母とふたり顔を見合わせました。

今のは、なんだったの?と。

実は、エレベーターから出た直後、

何気にエレベーターの扉上のランプを見たのですが。

ついていたはずのランプが点灯していなかったのです。

「じゃあ、私たちは、なんであのエレベーターに乗ったの?」

「そもそも、私たちは、本当に、エレベーターに乗った?」

「エレベーターの故障かな?」

いろいろ話しましたが、もちろん結論は出ていません。

 

ホテルというのは、色々な人が出入りしていて、

それだけ人々の思いがあつまる場所です。

それだけに、色々な不思議な現象が、起きる確率も

高い気がします。

今回書いたことも偶然といえば偶然。

故障といえなくもないのですが。

そうとは一概に言えない雰囲気をあの場所が、

持っていたことは、

こうして、今、思い出しながら書いていても

リアルに思い出せるのです。