私が、体験した不思議でちょっと怖い話⑦

突然ですが、今日も、暑いです!

風は、ありますが、近くのコンビニまで、

歩いただけで、汗びっしょり・・・でした。

 

今日も、季節柄?私の体験談を

書いていきたいと思います。

 

私の母の高校時代のお友達が、

私たちと同じ南関東に住んでいました。

過去形なのは、すでに、だいぶ前に、

お亡くなりになっているからです・・・。

 

母は、東海地方の出身ですが、

父と結婚して、南関東に出てきました。

全くの偶然なのですが、親友も

母と同じ時期に結婚が、決まり。

しかも、同じ南関東の同じ県に住むことになりました。

見知らぬ土地にきて、不安な時。

親友が、そばにいてくれたら心強いですよね。

 

母と親友は、互いに助け合って、

この土地で、生きてきたのだと思います。

私も、小さな時から、母の親友を

Aおばさん、と呼んで、そのお子さんともども、

仲良くさせていただいていました。

 

最も。私は、大きくなるにつれ、自分の

スケジュールのほうが、忙しくなり。

疎遠にはなっていましたが。

母とAおばさんは、定期的に会って、

交流していました。

 

そのAおばさんが、突然、亡くなったとの知らせが、

きました。

ご病気だったのですが、ご家族にとっても、

突然のことだったそうです。

 

今回のお話は、知らせを受けて、後日私と母の2人で、

ご自宅にお線香をあげに、行かせていただいた時のことになります。

 

最寄駅までは、娘さんが、迎えに来て下さっていました。

その車で、ご自宅に行ったのですが。

車を降りたとたん、目を疑いました。

白い壁のとても綺麗な2階建ての一軒家なのですが、

傾いて見えて、今にもこちらに、

覆いかぶさってくるのじゃないか?

と思ったのです。

でも、瞬きをしたら、すぐに戻っていましたので。

気のせいだと思ったのですが。

 

招き入れられた玄関で、また違和感が・・・。

やけに暗いのです。

伺ったのは、午後1時頃。

天気は、快晴。

窓こそありませんが、

壁紙は、白で。

しかも2階に続く階段が、吹き抜けのようになっており、

明るいはずなのですが・・・夜かな?と思えるほど、

とにかく、暗いのです。

 

お焼香させていただいた後

居間に通して頂き、

思い出話などさせていただいたのですが。

 

まず、空気が重いというか・・・圧力が強い・・・。

私は、息苦しいほどでした。

そして、今度は、天井あたりで

バチバチ

バシッ!

音がしています。

 

わたしは、この音が、とても気になっていましたが。

そこにいる誰も、聞こえていないようなのです。

こんなに大きな音がしてるのに?

まるで、何事もないかのように、

話をしています。

 

これだけでも、話が上の空になって

しまっていたのですが、

今度は、やたらと誰かに見られている・・・と

感じるようになりました。

視線のもとを探ろうと、神経を集中させ、

どうやら玄関の方だとわかり。

何気にそちらを向いた私は、絶句!

 

先ほど通ってきた玄関の

ちょうど階段の吹き抜けの

あたりが、窓もないのに、

夕焼けのように真っ赤・・・。

しかも、その階段の下に、

姿こそ見えませんでしたが、

視線の主が2人ほどいるような・・・。

 

私の位置からちょうど左手に

その場所は見えるのですが。

お邪魔している間中、わたしは、その強い視線を

常に意識していました・・・。

 

このご弔問は、先方が引き留めてくださるほど、

短い時間で終わりました。

あまりのあっけなさに、後で母にきいたのですが。

母の答えは、

あまりに、体が疲れて、あれ以上、(家の中に)

いられなかった。

 

母も、すこし異常を感じていたようなので、

思い切って、私が、見えたものを話しましたが、

母は、音は、聞いていませんでしたし、

吹き抜けは、真っ赤には、染まっていなかったと

言いました。

 

ただ、と母は、生前のAさんから聞いた話をしてくれたのです。

 

Aさんの旦那さんには、下に弟が、それも複数人いるそうなのですが。

皆さん、仕事や家業がうまくいかなくなり、

Aさんの家へとやって来る。

(Aさんは、姑さんと同居。

つまり、弟さんたちからいくと

Aさん宅が、実家ということになります。)

 

そして、みな揃いも揃って病気になり、

Aさんが、介護して。

それでも助からず、苦しんで

死んでいく・・・。

しかも、みな同じ場所のおなじ病気だと。

 

それを見て、心痛むAさんは、メンタルを

やられていたので、最後にあった時、母は、

一生懸命にAさんを励ましていたそう・・・。

 

また、その家のご近所も原因不明の火事や、

心中してしまって空き家になってしまったり・・・。

悲しい事件?事故の多い場所なのだそう・・・。

 

場所柄なのか、偶然なのか・・・。

とにかく、不思議で怖い・・・

お家でした。