父の怒りと私への教訓

ずいぶん久しぶりの投稿になってしまいました!

月日が経つのは、本当にはやいです。

 

実は、昨日は、父の命日でした。

父が、亡くなってから、もう丸六年もたつのですね…。

 

以前にも書きましたが、

父と私は、けっして仲の良い親子とは、

いえませんでした。

進路のことで、大喧嘩したり。

細かいことでの、大喧嘩も数知れず(笑)

 

けっこうひどい言葉を、お互いにぶつけあって、

ののしりあいのような喧嘩もしましたが。

そんなけんかでさえ、近頃は、懐かしいと思うのですから、

自分でも、ちょっと不思議な気がします。

ただ、もうあんな激しい喧嘩は、ごめんこうむりたいですが(笑)

 

父は、とにかく、不器用な人でした。

特に、他人に自分の思っていることを伝えるのが、

苦手でした。相手が、家族でも、なかなか伝えられず、

それで、イライラして、当たり散らすことも、しばしば。

それで、私ともよく、けんかしたわけですが。

 

父は、死の直前まで、働いていました。

亡くなる三ヶ月ほど前に、一度、

体調が悪化して、お仕事を1ヶ月程、お休みしました。

 

薬が効いて一時的に、体調が回復した父は、

周りが止めたのですが、仕事に復帰したがりました。

そして、その旨を会社に言ったところ、

「1ヶ月も休んでおいて、同じ仕事が、あると思うな。」

と、言われたのだとか。

 

当然、言われた父は、おこりました。

しかもその怒りを、私たちには、言えたのですが。

肝心の手放すことが、できなかったのです。

 

再び体調が悪化した父は、そこをやめたのですが。

辞めた後も、よほど悔しかったのでしょう。

独り言のように「ちくしょう!」と

つぶやいていることが、ありました。

 

娘として、みかねた、私も、

何とか慰めようとしたのですが。

父の心から怒りを追い出すことは、

残念ながら、できませんでした。

 

最後に入院するころには、あまり悔しさを言う事は、

なくなっていたのですが。

それでも、救急車に乗る数時間前、

自宅の玄関付近だったと思うのですが、

やはり「ちくしょう!」とつぶやいているのを、

私は、聞いていたのです。

 

そして、入院してあらためて、検査したところ。

僅か1ヶ月前に、うつしたレントゲンに映っていた病魔の影。

1つだったものが、5つまで増えていました。

 

怒りは、はやく手放さないと、自分の体を蝕む。

私は、その時、強くそう思いました。

 

父の怒りが、勤め先へのものだったのか、

言うことを聞いてくれない自分の病魔へのものだったのか、

なにに向けての怒りだったのかは、

もう知るすべもありませんが・・・。

 

度を過ぎた怒りは、わが身を蝕む。

最後に父が、その身をもって教えて行ってくれた

教訓だと、私は、思っています。

 

今日も、遺影の父にむかって、

おまいりしながら。

 

お父さん、今はもう、怒りは、捨てられていますか?

そして心のそこから、笑いながら、

天国で、わたしたちを見守っていてくださいね。

 

・・・と語りかけたのでした。

私の体験した不思議でちょっと怖い話⑭

今年は、とても残暑の厳しい年ですが。

今日は、がくーん?と

気温が下がって、

何かおかしな感じ?です。

皆さんも、体調には、ご注意くださいね。

 

お彼岸も終わってしまったのですが。

お彼岸の頃になると、思い出す、

不思議なお話があるので、

今回も、怪談回とさせて頂きます(笑)

 

 

頃は、お彼岸。

とは言っても、春のお彼岸の頃。

私が、以前にも書いています・・・。

私が、以前住んでいました街の。

住宅街のなかを抜ける路地。

そこを行くと、大きな街道に突き当たります。

スピードを出して、車がビュンビュン走る街道には。

歩行者用の歩道橋がかけられています。

 

とても大きな歩道橋で、

わたると、向こう側には、

大きな公園と。

学校なんかもあります。

 

今から、もう20年ほど前になるでしょうか。

その日も、母と2人、歩道橋先の公園に

桜の花を見に行こうと歩いていました。

天気は、花曇りで、ちょっと肌寒かったのを

覚えています。

 

歩道橋の真ん中手前に差し掛かったころ・・・

またもやお線香の香りが、漂ってきました。

「・・・・」

となりの母を見ると、お線香の香りに気づいていないようでしたので、

そのまま歩いていくと。

歩道橋の真ん中を過ぎようとしていたその時。

歩道橋の階段を青年が、上がってきました。

 

私たちの位置から、階段の一部は見えているのですが。

全く上がってきていることに気づかずで・・・。

不意に現れたことに、私は、違和感を覚えたのですが。

もっと奇妙なことがありました。

その青年が、大きな花束を抱えていたのです。

 

その青年を見た母は、

「卒業式かしらね・・・?」

なんて私に言っていました。

年のころが、だいたい、20代後半くらいなので。

先生が、卒業式に花束を卒業生からもらったのだと

母は、思ったようでした。

 

怖がらせるのも何なので。

「そうだね・・・」

と返事をしながら、そっと後ろを振り返ります。

すると案の定、たった今すれちがったはずの

彼の姿は、もうどこにもありませんでした・・・。

 

私たちは、そのまま歩き

先ほどの青年が、上がってきたはずの?

階段を降り、目的地の

公園へと、いったわけですが。

階段下の街道の道端には、

真新しい花束が、手向けられていました・・・・。

 

このお話ですと。

「偶然でしょ?」

「その青年もたまたまで、生きているふつうの人じゃないの?」

と言われそうですが。

実は、私も、そう思ったというか・・・

思いたいといいますか・・・。

 

でも、実は、このお話。

まだ続きがあります。

この翌年。

また、同じ時期に、これまた母と2人で、

桜を見に、この歩道橋を通ったのですが。

また、この青年が、現れたのです。

 

手には、やはり大きな花束をもち。

こころなしか、前年よりも

お顔は、穏やかになっているように思えました。

すれちがって、また道の端を見ると。

前年と同じ場所に、

真新しい花束が、手向けられていました。

 

この街道は、とても事故の多いことで、

地元でも知られたところです。

不意の事故で、亡くなられた方だったのかもしれません。

自分を忘れないでほしいと姿を現したのか、

それとも自分の供養を確かめていたのか・・・?

あるいは、自分の死をいたんでいたのか・・・

真相は、今もって、分かりません。

 

私の体験した不思議でちょっと怖い話⑬

いきなりですが、今回は、

前回の続きからとなります。

 

詳しくは、前回の

「私の体験した不思議でちょっと怖い話⑫」

を読んでいただきたいのですが。

前回のおはなしをかいつまむと・・・。

 

父のお骨をお寺にお納めしに、行った時のこと。

タクシーの運転手さんが、行き先を間違えて

のっけから、違うお寺についてしまい・・・。

あらためて、本当のお寺に向かっている道中で、

運転手さんが、なんと怪談話を始めてしまい・・・。

そのお話が、あまりに、怖かったので・・・

そのお話を書かせていただきました。

 

その怖い話を聞き終え、お寺の駐車場で、

タクシーをおりました。

父のお骨を抱えて、本堂まで歩きます。

そのお寺は、いわゆる古刹なのですが、

近年立て替えていますので、そこまで、

古い感じは、しません。

 

私たちは、きれいに、整えられた参道?と

いうのでしょうか・・・飛び石伝いに歩いていました。

すると、どこから現れたのか、

男の人が、こちらに向かって歩いて来るのが

見えました。

 

私たちの行く道は、本堂まで一直線なのですが、

その男の人は、本当に、

 

どこから、現れたんだろう・・・。

 

というくらい、突然に私の視界に入ってきました。

しかも、8月終わりの暑い日に、ジャンパーの

長袖を着ていて。

「暑くないのかな?」

漠然と思いつつ・・・その男の人とすれ違いました。

 

まだ、何度も来ている場所では、なかったので、

突然、現れたことも、

きっと私たちが、知らない横道でもあるのだろうと

考えていたのです・・・。

 

本堂で、ご住職様とのお話を終え、

お骨をお寺に無事にお納めしての

帰り道。

 

本堂からまた、先程歩いた飛び石伝いに

今度は、反対方向に歩きます。

すると、また、先程の男の人が、前方から

歩いてくるのです。

 

一本道であるのに、突然現れる・・・

服装も同じ季節外れの長袖ジャンパー・・・。

私は、ちょっとぎょっとして、

後ろを歩く母を見ました。

母と目があいます・・・。

また・・・?

口にこそしませんが、母が、そう思っていることは、

すぐにわかりました。

 

その時、自分の耳に

 

カタカタ・・・

 

かすかですが、音が聞こえてきました。

しかもその音が、だんだん大きくなってくる・・・。

 

カタカタ・・・・

 

母を再び見ると、母は、向かって右側の方を

黙って指さしました。

 

私には、その音の正体は、だいたい、見当は、ついているのですが。

母の指さす方向をみて、

 

やっぱり・・・と思いました。

 

このお寺、実は、丘陵地に建てられています。

本堂が、一番高い位置にあり。

まわりにその高低差を利用した墓地が広がっているのです。

 

母が、指さした場所は、お墓の一部が見えているところ。

しかも裏側。いわゆる卒塔婆が、見えていました。

 

やっぱり・・・。

 

母が、指さしたお墓の卒塔婆が、

風もないのに、小刻みに揺れて

カタカタ・・と音をたてていたのでした。

 

やっぱり・・・私が、言っているのでお気付きかと思いますが、

私が、お寺を訪ねると、この現象によく出くわします・・・。

 

それに気を取られているうちに、その男の人は、すぐそばまで来ていました。

年のころは、30代後半から40代前半でしょうか。

妙に顔があおいことを除けば、ふつうの男の人です。

 

私は、そのまま知らぬ顔ですれ違い、

そのまま、来たときにタクシーを降りた

駐車場まできました。

ここまでくると、お寺の門までもうすぐです。

 

私は、ここで、また、後ろを振り返りました。

そして、私は、ぎょっとしました。

 

なんと、男がこちらに足早にやってきている!

 

わたしは、咄嗟に。本能的に。

危ない!

と思い、母に、

「逃げるよ!」

と言い、足早にお寺の門を抜けました。

 

しばらく行ったところで、振り返ると。

たった今、私たちが、くぐってきた門のところに

悔しそうに?(何故だか、そのときは、そう感じたのです。)

佇む男の人の姿がありました・・・。

 

どうやら、あの男の人は、門からは出られなかったのではないかと

私は、思います。

もちろん、あの男の人は、現世の方だったかもしれませんが・・・。

とにかく、よくわからないことが、頻発した父の納骨の日の1日でした。

 

実は、この話にはちょっとした後日談があります。

私の左手の一本の指は、元々巻き爪気味でした。

その爪が、父のお骨を持ったことが、原因なのか

食い込んでしまい、切開するしか、なくなってしまいました。

 

知っていますか?関東は、お骨は、全身を骨壺の中におさめるため、

とても大きく重いのです。

 

そのことを後日父が最後までお世話になっていた

クリニックの受付の方に話したところ…。

「お父さんが、まだ、○○さん(私)の手を放したくなかったんじゃない?」

と言われ、父の最後の愛情?にしちゃ、指、痛いわ・・・。と

おもってしまったのでした。

私の体験した不思議でちょっと怖い話⑫

9月に入りましたね。

まだまだ、暑いですが。

だんだんと秋の気配が

感じられるように

なってきました。

 

突然ですが、私は、5年ほど前に父をなくしました。

父が亡くなり、1年たたずに今の住居に

引っ越したのですが。

父のお骨と共に引っ越してきました。

本当は、49日の頃に、納骨するのが、普通なのですが。

父が亡くなったのが、急だったのと、

お墓が、用意できていなかったこと

(父が、長男でないことと、

本家のお墓も東海地方なので、

 おいそれとお墓参りに行けない・・・。)

そして、何より、私は、新しい引っ越し先で、父と暮らしたかった・・・。

そんな私のわがまま?もあり、納骨は、1年過ぎてからでした。

 

今日は、その父の納骨の時に、

起こったお話をしたいと思います。

今から5年ほど前の

時期は、8月の終わり。

ちょうど、今頃です。

とにかく、薄気味悪いやら・・・不思議やらの・・・

お寺までの道のりだったことを今もよく覚えています。

 

母と2人で、お寺様に父のお骨を

納めに行ったのですが。

お骨が重いのもあって、タクシーをお願いしました。

2人で、手配したタクシーに乗り込み、

いざ、お寺に出発!

でも、タクシーは、そのお寺さんとは、

反対方向に走り始めたのです。

 

おかしいな・・・ちゃんと○○寺とお願いしたはずなんだけど・・・

と思いつつ

まあ、ちゃんと連れて行ってくれるんだろうな・・・

と思っていたのですが。

ついたのが、全く違うお寺で。

 

もっとも、名前が、よく似ているお寺でしたので・・・

聞き間違えてしまったんでしょうということで。

(コロナの流行の真っ最中でマスクもしていますし)

運転手さんと私たち側、双方が納得。

改めて、本当のお寺さんに向かってくださいました。

 

運転手さん。

年のころは、40代半ばでしょうか。

その運転手さんが、突然、

わたしと母の真ん中に置かれた父のお骨を

ルームミラー越しに見ながら

「お父様ですか?」

と言ってきたので。

「はい。」

と応えると。

 

「怪談ツアーってご存知ですか?」

「?????」

突然、口を開いたかと思えば。

怪談ツアーって・・・。

しかも、父のお骨を載せているのに・・・?

ちょっと複雑な感じでしたが。

 

そのタクシー会社が、夏の間、

心霊スポット巡りのツアーを

しているのは、知っていましたので。

「心霊スポットツアーのことですか?」

と聞きました。

すると、運転手さんは、

「そうなんです。私も、ツアーの運転手をしたことが、

あるんですが。2度とやりたくないです!」

と言い出し。

私は、尋ねてもいないのですが、

その体験談を話しだしました(笑)

 

3つほどきいたのですが。

1つが、怖すぎて、あとの2つが、

飛んでしまいました(笑)

なので、その一番怖い話を書きますね・・・。

 

その日、お客さんは、自分の娘さんを含む女の子4人組。

深夜に城跡など規定のコースをまわった後だったそうです。

何事もなく?スポットを回った深夜。

帰宅の途に就いたそうです。

みな娘さんの同級生で、近所の子なので、

それぞれの家に送りながら、

帰ろうとしたのだそうです。

 

もう深夜といってもよい時間帯で、

普段は、住宅街で、人通りもそこそこあり

車通りもあるその道も、今は

人っ子一人いません。

 

営業中のふだを落としたタクシーが、

そのなかを走っていきます。

と、突然、中の女の子の一人が、

「キャッ」

悲鳴をあげました。

「どうしたの?」

「大丈夫?」

顔を覆ったままのその女の子が、

震える指先で、指さした方向を

見ると、ある家の裏山から、

複数の火の玉が、次々と飛んでは、

家の一室に吸い込まれていく光景が・・・。

 

運転手さんは、思わず急ブレーキを踏んだそうな・・・。

「真夜中でよかったですわ・・・。」

まあ、昼間だったら、後続車に追突されて、

それも怖いわね・・・と思いつつ、話をきく私・・・。

 

「実は、その家も娘の同級生の女の子の家なんです!」

ただ、その女の子は、あまり素行が良くないそうで・・・

男の子と遊んで、妊○して、

そのことを親にも言えず、生むわけにもいかず。

無理な運動などしておろして・・・

裏山に埋めてる・・・。

 

「あくまで、噂ですよ。うわさ。」

確証なんてもちろんありません・・・と

運転手さんは、言いました。

「でもその火の玉が、消えていく部屋は、

その女の子の部屋なんですわ・・・。」

 

急ブレーキをかけた運転手さんは、その後、

すぐに車を運転して、無事全員を、

各々のおうちに送り届けたそうです。

もちろん、女の子たちは、自分の娘も含めて全員涙目だったそう・・・。

 

本当の話かどうかは、定かではありませんが・・

 

「生きることはおろか、生まれることさえなかった子供も

お母さんが恋しんだろうな・・・」

 

父の菩提寺となるお寺についたとき、

運転手さんが、言った言葉が、強く心に

残りました・・・。

 

この後、父のお骨をお寺にお納めしたのですが、

その時にも、このお話ほど強烈ではありませんが。

ちょっとしたことが? ありましたが。

そのお話は、また次回に書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

私の体験した不思議でちょっと怖い話⑪

夏休みもそろそろ、終盤。

もう学校の始まっている所もありますね。

学生さんの姿を見ると、

なんだか、自分の学生時代が、

懐かしくなってしまうのは、

やっぱりそれだけ、歳を重ねたって、

ことなのでしょうね・・・。

 

今日も、私の体験した不思議な

お話を書いていこうと思います。

 

私が、以前住んでいた

場所の近くに、実は、

よく見るといいますか・・・

不思議なことが起きる場所が、ありました。

 

一見、何の変哲もない住宅街です。

私の以前住んでいた家から、

徒歩圏内です。

以前私は、犬を飼っていましたので、

よく行く散歩コースの一部でした。

 

その日は、母と2人で、

飼っていた柴犬ちゃんのお散歩を

していたのですが。

 

例により、どこからともなくお線香の匂い

してきたのです。

 

うーん・・・また、近くにいるか・・・?

 

と思いつつ、住宅街の続く道を

右に曲がりました。

 

一層強くなる香り・・・。

 

向こうから男性が2人、歩いてくるのが、

わかりました。

 

普通なら、道で人とすれ違った

というだけの話なのですが。

 

段々と濃くなるお線香のにおいと。

それに混じって、匂ってくる

何とも言えない腐臭・・・。

 

しかも、その男の人と、目が合った!

そして、私の顔を見て、

にっと笑ったんです。

その途端に、私の脳裏に

「見えるの?」

という男の声が入ってきた気がして。

後ろを思わず、振り返ってしまいました。

 

そうしたら・・・

なんと男の人たちは、もうどこにもいなかった・・・。

 

となりの母と目が合いました。

 

「今すれ違ったよね・・・?」

「うん・・・」

応える私。

「それにこのにおい、なに?」

「・・・」

すぐには、応えない私。←こういう場合咄嗟に、

なんと言ったらいいのか案外分からないんです(笑)

「例のごとくじゃない・・・?」

私は、リードを引いていた柴犬ちゃんを指さしました。

目の前の飼い犬は、異常興奮中。

 

逃げろ!とばかりに

母とふたり、プラス柴犬ちゃんで、

その場を離れました。

 

一体、あの男のひとたちは、

現実にいたのか、いなかったのか。

未だに謎ですが、

今でも、にっと笑った顔は、

はっきり覚えていて。

思い出すたび、鳥肌ものですが・・・。

 

実は、その道は、住宅街を抜けると

大きな古い街道に、出ます。

今でこそ、片側2車線の広い道路ですが、

私の小さい頃は、まだ旧街道の面影を残す

狭めの道でした。

道端には、庚申塔などもあったりしました。

 

道が、拡張されて、便利にはなったのですが。

車がスピードを出して通る

事故の多い道路になってしまいました・・・。

不幸にして事故にあってしまった

そんな中のお二人だったのかもしれません・・・。

 

私の体験した不思議でちょっと怖い話⑩

お盆期間もそろそろ、明けましたね。

私も、父を亡くしてから、

お盆を以前よりも、

意識するようになりました。

ご先祖を思うこと・・・

大事だなと思います。

 

ところで、お盆期間にあまり、

近づかないほうが良い場所が、

あるのをご存知ですか?

いくつかあるのですが、

一つが、海や川などの水辺です。

水場は、霊が、元々集まりやすいので

お盆期間は、特に気を付けなくてはいけない場所と

言われています。

 

今回は、前回の続き、母方の祖母の実家、

つまり私のひいおじいさんの家に伝わる禁忌に

ついてお話します。

 

私の祖母の実家も東海地方の農家というか、

庄屋さんの家で、祖父の実家と同じく

江戸時代には、もう存在していたという

家になります。

 

その家には、実は、子供にある名前を付けると

親がなくなってしまう・・という言い伝えがあります。

名前は、2つ。

 

A   ○△

B ○□

 

割とよくある名前なので、伏せて書いていますが、

わかりにくいので、ちょっと説明しますね。

 

まず、2つとも、男の子の名前です。

○のところは、実は、同じ音。

私が、知る限り同じ漢字です。

 

例えば、女の子の名前で例えると

A ヨシコ

B ヨシミ

みたいな感じで、

Aの名前を付けると、父親が、亡くなり、

Bの名前をつけると、母親が、亡くなるのです。

 

祖父の家と同じく、私の祖母の代には、その言い伝えは、

もうすっかり出来上がったいたようですが。

それでも、悲劇は、おきてしまうようで・・・。

 

祖母のいとこは、次男を生むときに、

なくなったそうなのですが。

ひどい嫁いびりの末に

そのBの名前を付けた次男を

残して、なくなってしまいました。

その次男の方と母は、またいとこになりますが。

高校の1年先輩にいたそうです。

ただ、全く交流はなく、その命がけで産んだ男の子は、

母親の顔は、全く知りません。

 

そして、Aの方は、祖母のおじさんが、

なくなっているそうです。

もちろん戦前の話ですが、

ちょうど、奥さんが妊娠中に腸チフスにかかって

入院していたのですが。

もう治って退院できるという時に

心臓発作を起こして、突然亡くなったそうです。

そのお腹の中にいた子供の名前が、Aでした。

男の子なら、Aとつけると決めていたのだそうです。

そのAという名の男の子が、

私の祖母のいとこになりますが。

こちらもお父さんの顔を知りません。

 

ここまでのはなしだと、まあ、偶然といえなくもないのですが・・・。

Bの名前については、もう一つエピソードがあります。

 

私の母の中学時代の担任の先生で、

数学の教師だった方が、いました。

とてもスポーツマンで、

面倒見の良い先生でした。

数学ぎらいな母は、なぜか、

この先生に気にいられたそうで。

家族ぐるみのおつきあいがあったそうです。

 

この当時、先生は、結婚したばかりで。

赤ちゃんが生まれたばかりだったのです。

その男の赤ちゃんの名前が、Aだったそうで、

それを聞いた私の祖母は、

「大丈夫かなぁ・・・」

と男親の先生の身を心配していたそうです。

まあ、自分の一族ではないため、

まさかとは思っていたようですが・・・。

 

母が、中学3年生の夏休み。

お盆前に偶然、町中で母は、

先生と会ったのだそうです。

「(奥さんの実家の)○○へ行ってくるよ。

○○の海は、きれいだから、

飛び込み台(おそらくですが、監視台が海の中に置いてあったのだと思います。)

から、飛び込むんだ。

朝の海は、遠浅だけど、僕は、水泳が、

得意だから、浅い角度で水に入って、綺麗に泳ぐんだ。」

夏休み明けにまた会おう!と元気に別れた先生が、

まさか、あんなことになるなんて・・・。

 

先生は、その後、奥さんの実家近くの海で、

飛び込み台から飛び込んで、首の骨を折ってしまう事故に

あってしまいました。

今でも、首の骨を折ると治療は難しく。

最悪命をおとしてしまうか、一命をとりとめても、

重度な後遺症が、残ってしまいます。

先生も、当初は何とか、生きて引き上げられたのですが、

病院の先生には、もう助からないと告げられ、

奥さんは、泣いていたと言います。

当時の医療では、救うことは、難しかったのでしょう。

 

また、先生は、しきりにこう訴えていたそうです。

「飛び込んだ時、下に固い石のような、くいのような、

でっぱりがあり、それにぶつかった」と。

この訴えを受けて、何度も海底をさらえたそうなのですが、

先生がいうような、杭はおろか、石ころさえなかったそうです・・・。

 

実は、先生が、飛び込んだ○○は、当時、人気の海水浴場なのでした。

先生は、それから、半年後に亡くなったそうです。

先生の死は、多感な年ごろであった母にも

大きな衝撃をあたえた事件だったそうです・・・。

 

先生の若すぎる死は、名前が、もたらしたものなのか・・・。

それとも、冒頭に書いたように、、お盆期間中に

近寄らないほうがよい海に、近寄ったからだったのか・・・

私にも、よくわからないのです・・・。

 

 

 

 

 

私の体験した不思議でちょっと怖い話⑨

今回も、私の体験した不思議でちょっと怖い話を

書いていきたいと思います。

 

お盆休みに入るこの季節は。

皆さん、故郷に帰省されたり。

お墓参りに行かれたりすることも

多いのではないでしょうか。

 

ご先祖様とのつながりを

意識できるときでも

あるんじゃないかなあと思います。

 

ところで、皆さんのおうちには、

ジンクスや、禁忌のようなものは、

ありますか?

 

実は、私の母方の実家には、

禁忌のようなものが、あります。

怖い話というものでは、ないかもしれませんが、

今回は、そのお話を書いていきたいと思います。

 

実は、禁忌は、2つあります。

一つは、私の母方の祖父の家に伝わる禁忌。

もう一つは、その祖父に嫁いできた

祖母の実家に伝わる禁忌。

今日は、一つ目の祖父の家に伝わる禁忌をお話したいと

思います。

 

私の母方の祖父は、代々東海地方に住んでいる

武家の家系でした。

空襲で焼ける前までは、先祖代々受け継いでいる土地に

暮らしていたそうです。

 

その家には、代々

おみくじをひいてはいけないという家訓が、あります。

 

そうです。あの神社の境内でひける

おみくじです。

 

その理由は、亡くなる人が出るから。

 

おみくじをひくと、

必ず 凶 が、出て。

人が亡くなるのです。

 

しかも、亡くなるのは、その家の当主。

武家の家でしたので、当主が、早世してしまったら、

それこそ大問題だったでしょうが・・・。

 

私の母の祖母。つまり私のひいおばあさんの代には、

そのタブーというか、禁忌は、すっかり出来上がっていたようです。

江戸時代には、すでにあった家ですので、

ひいおばあさんの代までに

禁忌が、あったにもかかわらず、

数人の犠牲者が、いたということになるでしょうか・・・。

 

そして、一番最近の犠牲者が、実は、私の祖父です。

もう数十年も前の、私が、まだ小学生の頃に

祖父は、亡くなりました。

 

数十年前の夏休み期間のことだったと思うのですが。

デパートの屋上にあった小さな子供の遊び場。

祖父、祖母、母、叔母、そして、幼い私が、

いました。

私が、その屋上の片隅に、

小さな機械(ちょうど今のガチャガチャです。)が、

おかれていました。

それが、実は、おみくじの機械でした。

 

幼かった私は、

それが、何か全く分からなかったので。

近くにいた祖父にきいたのです。

「これなあに?」と。

祖父は、

「ああ、おみくじだよ。」と言い、

笑って。

「ひいてみようか。」

と言い、おみくじをひいてしまいました。

しかも、でたのは、凶。

その場にいた、全員が、固まったそうです。

その時、私は、その禁忌の話は、まだ知りませんでしたが、

その場に漂う、嫌な雰囲気は、何十年たった今でも、

よく、覚えています。

 

そして、祖父は、その禁忌の通り、

まもなく病気になって、他界してしまいました。

 

私は、祖父の死後、かなりたってから、

祖父の家に伝わるタブーの話を知ることになります。

このタブーの怖いのは。

祖父自体も、このタブーを当然、

知っていたであろうこと。

しかもあの時、私は、おみくじを、

ひきたいとは、一言も言っていないのです。

 

自分の家に伝わる禁忌を知っていながら、

おみくじをひいてしまった・・・。

魔が差したとでもいうのでしょうか・・・。

何だか、ここに、不思議な黒い力を

私は、感じてしまうのです。