寒中見舞いのハガキ~恩師の訃報~

ちょっと更新するのが、

ひさしぶりになってしまいました。

私のいる関東地方は、ここ数日は、

春めいていたのですが、

今日は、朝から、雪が降っています。

とても寒いです。

 

実は、先日、寒中お見舞いをいただきました。

見覚えのないお名前だったのですが。

高校の時のクラス担任の先生の息子さんからでした。

(苗字が同じなので、すぐにわかりました。)

お父様、つまり私の担任だったY先生が、

去年亡くなられたことを知らせる内容でした。

 

文面には、年末までに知らせることが

できなかったことの

お詫びが、書かれていました。

先生は、ずっと一人暮らしをされていましたから、

色々なことを整理するのに時間がかかって

連絡が遅れたのだと思います。

 

Y先生は、高校2年生の時の担任の先生で。

担当は英語。

朴訥な感じの先生でしたが。

生徒をよく見ていてくれる先生で。

私が、自分の父と進路をめぐって意見が合わず

悩んでいた時も、いつも一緒に考えて、

寄り添ってくれる先生でした。

 

私も、先生が好きで、先生にも

よくめをかけていただきました。

卒業後も年賀状のやり取りを続けていて、

毎年、賀状が届くのを楽しみにしていました。

 

ところがここ1,2年。

年賀状が届かなかったりしていたので。

心配はしていたのですが。

この訃報を聞くことになってしまいました・・・。

 

よく遊びにおいでと言われていたのですが。

日々の忙しさにかまけて。

会いに行けなかったのが悔やまれます・・・。

いつでも会えるから・・・という変な?思い込みは、

あらためて、いけないなとおもいました。

今日という日は、二度とこない。

だから、今を大切にしなければいけないということを

実感しました・・・。

 

先生の息子さんからのはがきを見て。

もう一つ驚いたこと。

それは、先生の葬られた場所が。

私の住む場所から目と鼻の先だったこと。

歩いて行ける距離です。

息子さんによれば、

先生が、生前そこを気に入っていたとのことで、

希望に沿って、そこに埋葬したとのことでした。

今度、お参りしたいなと思っています。

 

それにしても、ハガキの文字を見て

懐かしくなってしまいました。

Y先生は、とても癖のある字を書かれるのですが、

息子さんもそっくりな字を書かれるのです。

血は争えないということでしょうか?

私は、今は亡き恩師の面影を

思い出していました。

先生の人に対する優しさを忘れません

私も、先生のように人に寄り添える人でありたいと思います。

難しいことだとは、思いますが。

 

この後。早速、お悔やみのはがきを書きたいと思っています。