影を潜める?年末の挨拶

連日の病院の話題で申し訳ないのですが。

今日は、お医者さんに、診察してもらいに、

隣町へ行って来ました。

この私の年齢くらいになると、

持病の1つや、2つ?持っていても

不思議では、ないと思うのですが。

今年は、春先にひどい捻挫をして、

やっと治りかけたと思ったら、

それが元なのか、

もう一か所悪くなってしまい、

もう一つ行くクリニックが

増えてしまいました(笑)

 

 

街に出てみると、昨日までは

あったであろうクリスマスツリーは、

まったくなくなり。

人々は、ますます忙しそうに、

街を行きかっていました。

まさに、師走の感覚に拍車をかけた?感じ。

 

 

クリニックもいつもに増して混んでいました。

待合室で、待っていて思ったのです。

中には、今年最終で来ている患者さんが、

たくさんいらっしゃると思うのですが。

(かく言う私も、このクリニックを訪れるのは、

今年は、今日が最後の予定です。)

 

「よいお年を」や、

「一年間ありがとうございました。」

「来年もよろしくお願いします。」

などなど。

この時期特有の?あいさつをしていない人が、

多いことに気づいたのです。

皆さん、「ありがとうございました。」と言って、

足早に出て行かれます。

もちろん、それだけで十分といえば十分です。

 

 

でも、私が、子どもの頃は、

当たり前だった年末の挨拶が、

いつの間にか、すっかり影をひそめてしまったのは、

少し寂しいなと思いました。

近年のコロナ禍で、人との交流が断ち切られたのも

一つの原因かもしれません。

 

これから、どんどんIT化が、進むと

この傾向は強まるかもしれません。

お買い物一つにしても、

人と対面する必要がないからです。

 

でも人と対面する必要が、なくなっていっても、

全く関わることをなくすのは、不可能でしょう。

 

人は、一人で生きているわけではないからです。

 

コンピューター画面の向こうに生身の人間がいる。

 

たとえ、直接お会いしていなくても、感謝の気持ちを

そして、直接お会いできる人なら、なおさらのこと。

感謝の気持ちを表す節目節目でのご挨拶

それを忘れたくないなと思いました。

 

 

私の診察の終わり際、先生は、とてもお忙しいので

手短に。

「今年は、大変お世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします。」

先生にお伝えしました。

「こちらこそ、来年もよろしくお願いします。

よいお年を。お大事に。」

先生も笑顔で返してくださいました。

 

 

小さなことですが・・・。

こんな触れ合いを、来年も大事にしたいと思います。