年賀状とお正月風景の記憶

気付けば、お正月3日目。

朝から、今年来た年賀状を見ていました。

中には、賀状でのやりとりしかない方もいて、

1年に一回、近況報告が来て、嬉しかったり、

楽しかったりの時間を、今年も、過ごしました。

 

 

今年も、中にいとこたちの賀状が、ありました。

みな、元気な様子で、各々、手書きアリ、

パソコンありで、個性豊かな賀状が、今年も、

届きました。

 

父方のほうは、兄弟が多く、いとこも

それなりに?たくさんいることになります。

そういえば、お正月は、必ず、父の実家で、

トランプをしてたなあと

思い出しました。

 

父の実家というのが、だいのトランプ好きで。

子供たちは、トランプに興じ。

大人たちは、お酒を飲んで、麻雀。

これが、お決まりの風景でした。

 

でも。実を言うと・・・

私は、それが、嫌だった!(笑)

トランプが、できないわけじゃないんです。

では、何で、いやだったのか?

それは、すぐ負けるから(笑)という単純な理由。

 

実は、私の父は、兄弟の下から2番目。

一番上のお兄さん(私の伯父)とは、親子ほど年がはなれているため、

従兄弟もみんな当時の私とは、年が離れていて。

かなりお兄さん、お姉さんが、多かった。

なので、トランプをやると全く歯が立たなかった・・・。

 

もちろん、教えてくれるのですが。

当時、一番年下の私は、

これまた、まだ子供だった、いとこたちから見ても

からかいがいがあったのだろうなと思います。

51や60のゲームを幼稚園生でやり、

順位を決めていいよと言われて、

従兄弟の分まで計算してたのを思い出しました。

もちろん、悪気が、あるわけではありません。

私も、いやな気持がしていたわけではないのです。

でもやっぱり、負けると悔しいんです(笑)

 

そこで、私は、何とかいとこたちに勝つ方法を考えた

それは・・・父を連れてくる

つまり、麻雀をしている父を引っ張り出して、

一緒にやってもらったのです(笑)

「それ、反則~!」

いとこたちは、笑って言ってましたが。

父が、入るといとこたちも必死で。

勝てる勝てる(笑)

正直、気持ちよかったのを覚えています(笑)。

 

今思うと、いとこたちは、

あまり負けてばかりだと面白くないだろうと

わかっていたし、私が、どんな方法を考え出すかも

たのしんでいたのだと思います。

私が、遊びを通して、人の輪に入ることを学んだ

最初の原点だったと思います。

 

賀状を見ながら、祖父母や父が、そろっていた

あの頃のお正月風景を

懐かしく思い出したのでした。