バレンタインデーの思い出

昨日は、バレンタインデーでしたね。

私の年齢で、もはや、バレンタインデーと

言うのも、ちょっと・・・な気がするので(笑)。

バレンタインデーにまつわる思い出話を一つ!

 

 

バレンタインデーは、よく知られているように、

本来は、チョコレートとは、全く関係ないですし。

近年は、社会の意識も変わってきて

バレンタインデーの習慣も、

かなり変化している印象ですね。

 

 

私が、小学生の頃は、

学校にもチョコレートを持ってきて

「好きな男の子に告白するんだ!」

と、意気込んでいる女の子が、

ちらほら出て来ている時代。

盛り上がり始めの時代でした。

 

 

特に女の子たちは、盛り上がっていて、

まさに、青春時代の入りかけ(笑)

いいなぁ・・・と盛り上がっている

他の女子を見ながら、

奥手で、ボーっとしていた私は、

盛り上がりとは、全く無縁に過ごしていました(笑)

 

 

でも、私のボーっとさかげんとは、裏腹に。

世間では、すごい盛り上がりで。

私が、中学生、高校生のころには、最高潮に!

 

このころには、バレンタインデーに

もらえるチョコの多さが、

男の子のモテルバロメーターになっている観が、

ありましたね。

何しろ、「一つももらえなかった!」と

学校から帰ってきて、

泣いていたという男の子がいたのですから。

 

実は、この男の子。

私の母の実家の菩提寺のご住職の息子さん。

ご両親は、(つまりご住職様とおくり様)

「大丈夫。お医者さんになれば、

たくさんもらえるから!」

と慰めたそうです。

当時この息子さんは、

お医者さんになることを目指してました。

 

 

「うん!頑張る。」

と、立ち直って、勉強机に向かったと聞いて。

微笑ましいというか、子供らしいといって、

祖母やおば、叔父たちが、笑っていたのを思い出します。

 

時は、流れて。その息子さんは、

今は立派なご住職様になられて。

奥様は、もちろん、お子さんもいらっしゃいます。

当人がその出来事を覚えているかは、わかりませんが。

何気ない微笑ましい思い出の一コマとして。

私の記憶に残っています。

 

 

 

今年のバレンタインデーが、良い思い出として

今年も、たくさんの人たちに

残っていたらいいなと思います。

 

 

ちなみに、私の母の時代は。

バレンタインデーそのものが、なかったというか

知らなかったそうです・・・。