成人式に思うこと

先日の話ですが、成人式の様子が、

テレビで、流れてました。

きれいに振袖を着た若いお嬢さんたちの姿が、

とても眩しく映りました。

 

私の成人式は、ウン十年前にさかのぼりますが。

よく覚えています。

法令改正の前なので、1月15日。

朝から、美容院で髪を結って貰い、

振袖をきせてもらいました。

 

振袖は、レンタルだったのですが、

かなり前からどれにするか、かなり力を入れて

母と私で、探したのを思い出します。

と言うのも、地方にいる祖母が、

私の成人をお祝いしてくれて、

振袖のレンタル代を出してくれたのです。

 

もう高齢だから、見にはいけないけれど。

奮発するから(笑)一番豪華なもの借りてね。

と言ってくれた祖母。

ああ、私は、祖母にもあたたかく見守られていたんだな

感謝しながら。

祖母のためにも、自分に似合う物を探そう。

そして、写真を撮って送ろうと決めて。

一生懸命に母と探しました。

 

衣装の中で一番豪華だったかは、わかりませんが、

納得いく衣装が見つかり。

成人式当日は、天気も快晴。

少し寒かったですけれど。

今思うと、

ああいうのを身の引き締まる思い

というのだと思います。

 

今も残る成人式の写真は、写真館で撮ったものも

父が、撮ったスナップ写真も、どこか表情が、

きりっとしているのです(笑)

 

20歳(あるいは18歳)になることは。

いわゆる大人になることだと思います。

特段すごく何かが変わるわけではありませんが。

でも確実に大人への階段を登り切った瞬間だと思います。

そこからそれぞれの目標に向かって、

進むのだなと・・・20年ごとに成人式だとすると、

もう何回かやっていることになるわたしが。

ふりかえってみると。そう思います。

つまり、大人のスタート地点に立ったのですね。

 

自分の成人式の写真を見ていると。

両親や祖父母、そして、周りの人に

見守られて、愛されて育ってきたことが

よくわかります。

決して一人で生きてきたわけではないと。

今年、成人を迎えたばかりの若者たちにも、

今まで、愛されてきたこと、

周りの人たちへの感謝を忘れないで

ほしいなと思いました。