お買い物から、帰ってきて、
遅めのお昼ご飯を食べて、
ほっと一息。
師走の商店街は、何だか不思議。
せわしなく行きかう人。
せっかく飾られているクリスマスツリーや、
オブジェ、ちゃんと、みているのかな?
せっかくきれいなのに・・・
なんて、妙な心配をしたりしてしまった。
そう言う私も、
飾られたツリーを見て楽しんだ後は、家に直帰。
お昼は、家で食べるのが、常。
というのも、食物アレルギーを持っているので、
外食は、なかなか剣吞なのだ。
私は、貝全般がダメなので、
排除するのが、なかなかどうして、たいへん。
一見大丈夫そうでも、だしに入っていたりして、
食べられず、残念!
・・・なんてこともざらだ。
最近は、コロナで、
外食そのものの機会が減っているので、
そうでもないが、
勤めていたころは、なかなか気をつかった。
まだ、アレルギーそのものの、
認知度も低かったので。
「場の空気をもりさげるな。」とか
「知らないうちに食べさせてみて、
どうなるか見てみたいな。」
なんて、言われたこともあった。
アレルギーの私が、入ったせいで、
まわりは、もちろん、
そのお店にまで気を遣わせて、もうしわけないやら。
一方で、冗談だとわかっていても、
「本当に入れられたらどうしよう・・・」
疑心暗鬼な私が、頭をもたげたり、
とても複雑な気持ちの私・・・。
今は、認知度も上がってきているので、
友人たちが、逆に、
「アレルギー大丈夫なお店、探しといたよ。」
なんて、言ってくれたりする。
これは、これで、気をつかわせてしまい
申し訳ない気持ちにはなるのだが、
私が、申し訳ないという顔をしていたら、
せっかく探してくれた友人たちに、
もっと、申し訳ない。
「ありがとう!」
の言葉では、なかなか伝えきれないほどの気持ち。
対応してくれるお店の人にも
私が、食べられる数少ないお店を
探してくれた友人たちにも。
外食をするときは、いつも
そんな気持ちを抱えている。
そんな気持ちを抱えながら、
アレルギーとのおつきあいは、
これからもずっと続くのだろう。